A.モッチィです。
今回はドローンが暴走した時の
対処方法と心構えの話しです。
ドローンが暴走するとは?
ドローンが暴走した!!
というのは、ドローンが制御を失い
操縦者のコントロール下になく勝手に飛行して
しまう状態!! の事を言います。
ドローンが暴走する3つの原因
ドローンが暴走する原因は大きく分けて
3つあると思います。
①一つはドローン本体(または送信機)の機械的な故障が原因の場合
ご存知のようにドローンは精密機械でコンピューターの回路や
GPS、高度なセンサー類を搭載しています。
私、モッチィは最初の頃、5千円位のドローンの故障は自分で
修理していました。 たいそうなエンジニアに聞こえますが
動かなくなったモーターを取り寄せて交換(ハンダ付け)した
位で、ぜんぜんメカには詳しくないです。
ハンダゴテ等も中学時代にラジオ製作の授業でやった
くらいで40年以上してないので、ほとんど初めて
です。 分解して中を開けた時は・・・
赤と青の配線がびっしりで「すげぇ~!」と
思ったことがありました。
ドローンの暴走はいきなりの場合がほとんどですが、
前兆がある場合もあるので、最初に起動させて
アイドリング状態から高さ2m位でしっかりとホバリングを
させて異常がないかを観察する事が大事です!
キッチリとホバリング出来ているか?
おかしな動きをしていなか?
プロペラやモーターから異音がしていないか?
2,3分でも観察した方が良い!です。
②ドローン暴走の二つ目は未熟な操縦者の操作ミス
近年、高齢者のドライバー(車)がアクセルとブレーキを
踏み間違えての人身事故が多発しています。
これと同じで、ドローン初心者が操作ミスで意図しない
方向に飛んで行く!という事も十分考えらます。
ドローンレース用の機体は時速100キロ以上でる機種も
ありますし、空撮用ドローンでも時速60キロの出る機種も
かなりありますからね!
特に初心者に多いパターン
例えば、
「ヤバいこのまま行くと樹木にぶつかる!」と
思いあわてて戻そうとして逆にダメな方にさらに
進んでしまう状況!
(これ多いです!私も経験者ですから!)
飛ばす場所のルールや基本テクニックはしっかりと
習得しなければなりませぬ!
③ドローン暴走の三つ目は「バードストライク」
バードストライクとは一般的に
飛行機と鳥が衝突する事を言います。
本来は飛行機に限らず鳥が人工建造物に衝突して
それが原因で発生する事故の事を言うらしいですが、
今では広く「バードストライク」と呼んでいるみたいです。
例えばドローンが飛行中にバードストライクに遭い
その衝撃で故障して制御が不能になり暴走する!
とかが考えられます。
以上がドローン暴走の3つの原因です。
A.モッチィのドローン暴走の場合
暴走した経緯
■ 2019年 6月24日(月)に近くの公園にて
■ 機種 Hubsan H501A アドバンスバージョン
■ 天候は晴れ 気温30℃ 風はほとんどなし
■ 状況 起動後 オートホバリング直前(静止直前に)横移動で勝手に
どんどん遠ざかってい行った!
■ 対処 グ~ンと遠ざかる一方だったのでとっさに急上昇させた!
(近くの木や物に衝突するとマズイので上に上げるクセがついている)
■ 結果 公園の木の反対側に行きどこに行ったか(ぶつかったか?)
見えなくなり探したけど見つからない‼ ( ゚Д゚)
木の上に引っかかったのかとずいぶんと探し回り
結果、公園のはずれの芝生の上でドローンが気絶していた
のが見つかり無事でしたが・・・
まずドローンが操縦者の意図しない動き(勝手に動きだす)
出すのには本当に驚きますし、パ二くります!!
かなり焦りました💦💦💦
ここまでが暴走経緯ですが、Hubsan H501Aの機種使用で
Hubsan社さんの名誉の為に少し捕捉しておきます。
この機種はA.モッチィが駐車場でけっこうぶつけたり!車の荷台から落としたり
かなりタフな使用状況です。 (プロポも良く落としております)
なので一部の配線が少し接触不良なのかも知れません!?
※経験からして、何故かかなり激しくぶつけても配線を確認してみると
ぜんぜん無事の場合もあるし、軽く落としたつもりでも赤と青の配線の
接触部分が外れていたりした事あり! 精密機械なので細心の注意をして
扱わねば! と思います。
もしドローンが暴走したら!
ドローンの暴走は、操縦者のいう事きかずに・・
勝手に飛んで行く状況なので、
当然、
プロポ(送信機)コントローラーは操作が効かないはずです。
それが一番怖い事なんですが・・。
もしコントローラーが少しでも効くのであれば!
例えば上昇だけ、下降だけは可能とかいう場合です。
その場合は上昇より下降させた方が
良いと思います。
ドローンの
暴走を止めるために、一番近くの樹木やその他
なるべく当たっても害のない障害物にぶつけてでもドローンの
飛行を静止させるのを最優先に考えねばなりません!
私の悪いクセで、
何かあるとすぐに上昇させるクセがついています。
それはド初心者の頃に木や障害物にぶつかりそうになった時に
上昇させて難を逃れた事が何度もあったので、
ドローンがか何かにぶつかりそうになった場合は
反射的に上昇させます。⇐ これダメですよ!
(制御が効いてる場合は上昇させても問題はありません)
理由は・・
この上昇させる対処方法は
もしドローンが暴走している場合は
間違えていると今は思います。
この方法はドローンを衝突から守る
(ドローンの機体を救う為)で
あり、ドローンと操縦者の都合ですよね!
ドローンは暴走しているのだから、もし上昇させて高くあがり
コントロール不能のままでいたら、
どんどん遠くまで行き
道路の車道で墜落したりして
車の事故を誘発するかもしれません(>_<)
また民家まで飛んで行き、
墜落して人に怪我をさせたりするかもしれません。
事故になるより、ドローンを壊してでも静止させないと
あなたの飛ばしたドローンが人に怪我をさせたり
車道や高速道路まで飛行して車にぶつかり大事故を誘発する
かもしれません!
つまりドローンが暴走したら
ドローンを静止させる(飛行を中止させる)
事を最優先に考えなければなりません。
また、ドローンが
はるか遠くに飛んで行き見失った(>_<)
ロストになった!!
見つからない場合は最寄りの警察書(交番)に
届けた方が良いです。
単なるドローンの紛失だけではなく、
ドローンはリチウムバッテリーを
搭載した機種がほとんどなので、
飛んで行った先が山林の場合とか
発火して山火事になる可能性もありえる!
という事です。
ドローンの保険に加入しておくのも
良いかも知れません。
次回はドローンの保険についても
詳しく調べておきます。
ドローンが暴走した時の対処方法のまとめ
ドローンのトラブル編
◆ドローンの暴走には原因が3つあり
・ドローン本体(送信機)の故障
・ドローンの操縦者のミスによる
・ドローンが飛行中のバードストライクで
故障による暴走 があります。
故障による暴走を防ぐために事前にドローンの機体の
チェック(ホバリング状態での)をすること!
・プロポ(送信機)でドローンの制御が少しでも
可能な場合は上昇よりも下降させて安全に墜落させる!
事故や事故の誘発をおこさぬように、ドローンを遠くまで
行かせてはならい! 近場の目に見える範囲で着陸か
できたら安全に墜落させる。
瞬時にコントロールが
効く場合は地面に着地させる、まはた樹木や当たっても
害のないモノにぶつけて壊してでもドローンの飛行を止めると
覚悟をして操縦すべし!
・ドローンの機体を守る
ためより事故を防ぐ事を優先に考えておかねばならない。
・ドローンは空飛ぶデジカメにもなるし、墜落する落下物にも
なる事を認識しておく必要があります。
・ RTH(リターントゥモード)
自動帰還ボタンもとりあえず押しまくり!!
(GPSも6個以上捕捉してないとダメよ!)
・もし目視外まで飛んで行って紛失して
一生懸命に探しても見つからなかった
場合は最寄りの警察署(交番)へ届けること!
(ドローンパイロットとして最低の義務は果たす事)
以上です
最後まで
みて頂きありがとうございました。
ドローンパイロット
A.モッチィ